2011年10月12日水曜日

試合中の、ちょっとした気遣い

JBVツアーお台場大会でのひとコマです。女子3回戦草野・へザー組対田中・溝江組の試合中の出来事です。
白熱したラリーが続く第2セット。溝江明香選手の好セット(トス)を、ライトサイドから田中姿子選手が待ってましたとばかりにフルスイングをしました。 ボールは草野歩選手のブロックをかすめ、クロスコースを守っていたへザー選手の顔面を襲いました。サングラスも飛んでしまうほど、田中選手のスパイクは強烈でした。
痛みをこらえ、うずくまるへザー選手の様子を見た田中選手は、すぐにネットをくぐって彼女のそばへ駆け寄りました。「ごめん、大丈夫?」「うん、平気だよ。」という流れで、ゲームは一時中断しました。
ビーチバレーのルールでは、「相手コートに侵入する行為」は禁止されています。また、何の反則も犯していない田中・溝江チームは、次のサーブを打つ準備に移ってよいのです。勝つことだけを考えていたら、相手チームの回復を待つ必要などないのが普通です。
この光景を見ていた観衆からは、一斉に温かい拍手が送られました。この成り行きを観察していた審判は、へザー選手のプレー続行可能を確認してから、おもむろにゲームを再開しました。
他によくあるケースでは、ラリー中にネット際で選手同士が交錯してしまい、一方が倒れたりすることがあります。こんな場合も、手を引いて助け起こしたり、「大丈夫か?」の声かけマナーが爽やかです。
ネットで隔てられ、原則身体接触がないビーチバレーですが、不可抗力のアクシデントに遭遇した時、相手を気遣いベストの状態でプレー再開を願う態度は大切です。お互い全力プレーが基本だからこそ、対戦相手との対等意識が必要で、スポーツの価値がここにも存在します。

2010年12月19日日曜日

国際大会、国内大会が目白押し

11月、12月はバレーボールの競技会が連続しました。世界選手権、アジア大会、東アジア選手権等国際カレンダーの合間を縫ってVリーグ、全日本インカレ、天皇杯・皇后杯等国内カレンダーが展開されました。充実した競技日程とみるか、過密スケジュールに忙殺されたとみるかは分かれますが、多くの選手・チームはコンディション調整に苦労した筈です。
典型的な日程問題は8月のユースオリンピックとブロック国体の同時開催でした。高校選手主体のユース女子チームは5月のアジア選手権で優勝し出場権を獲得しましたが、選手それぞれの所属県体協の要請でブロック国体を優先し、ユースオリンピック日本代表は千葉選抜(国体開催県で予選免除)を派遣しました。これはJOCと日体協が事前調整できなかった結果です。
オリンピック周期で国際大会とりわけ総合種目大会と種目別選手権の日程調整を確立し、国内でも同様のガイドライン作成や年度ごとの標準カレンダー提示を手掛ける必要になっています。

2010年8月9日月曜日

爽やかなビーチバレー

昨日閉幕したビーチインカレBeachvolleyJapanCollege2010の男子3位決定戦での一コマが、観衆の心に熱くそして爽やかな風をふりそそいでくれました。会場の川崎マリエンは東扇島に新設された人工ビーチバレーコートです。千変万化の風と空模様で選手のコンディショニングもかなり難しい状況です。準決勝の激闘を終えて間もない、敗者同士の戦いが始まりました。
心身ともに回復の暇も無い、銅メダル獲得の執念だけが支えのサバイバルゲームとなりました。試合開始まもなく足の痙攣というアクシデントに襲われた選手が出てしまいました。フルセットにもつれ込んでも、痛みをこらえて必死に戦う姿は見る目にも痛々しい限りです。5分間のインジュリータイムも使ってなんとか回復を願ったのですが、ついにギブアップし死闘は終わりました。
この間相手チームは、負傷選手を狙ったサーブを1本も打ちませんでした。戦い終えた両者への惜しみない声援が、いつまでも鳴り止まなかったのはもちろんです。

2010年7月29日木曜日

宮古島インターハイへ! 男子バレーボール開幕

4回目の宮古島です。ビーチバレーで前浜ビーチを訪れたり、高校九州大会の応援に来たりで、お馴染みの皆さんと名物「お通り」で楽しく交流を深めています。
バレーボール「メッカ」宮古島が燃えています。地元伊良部高校の活躍を島民の方々といっしょに応援します。天候も上々で本土から来島した人たちが「涼しい!」の合唱です。
美ら島高校総体2010がいよいよ幕開けです。

2010年7月21日水曜日

やっと梅雨明け

遅い梅雨明けでした。FIFAワールドカップはスペインの初優勝で閉幕し、野球賭博に揺れる中大相撲名古屋場所はNHKTVの実況なしでスタート。イチローのオールスター連続出場や石川遼の全英27位入賞など国際的話題の中に、ビーチバレーの報道は活気が伝わってきません。国内的にも間もなくハイシーズン突入です。積乱雲と共に立ち上がれビーチバリヤー!

2010年6月12日土曜日

梅雨入りしました

昨日からの予定が一日遅れで、南九州は梅雨入りです。紫陽花の花が一層映えてきました。
家の前の田圃では、蛙たちの合唱がひと際賑やかです。季節の変化にウットリです。
昨日から開幕したFIFA World Cup 2010の熱気も、ボチボチ届き始めました。
試合展開に高い意外性が潜む、サッカー「ドラマ劇場」の幕開けです。堪能しましょう。

2010年6月8日火曜日

久しぶりに復活 そして早速の失敗報告

 今年の畑作は大失敗が多い年でした。初めは玉ねぎでした。不耕起、無農薬の自然農法2年目を迎えた期待作でしたが、草陰に隠れた期間が永過ぎたのか超小形の収穫。 こういう品種なのでは?と負け惜しみ。
 もう一つはジャガイモです。種イモもなかなかのメークインを植付け好スタートとおもいきや、その葉が茶色くなり始め元気なくなりました。なんとこれは連作障害。キュウリ、ナス、トマト等を4年のローテイションはきっちりやっていたのに・・・? 謎はすぐ解けました。ジャガイモもナス科だとは知らなかった、という何とも初歩的なエラーでした。